魚の生ごみのニオイを抑える方法

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〈1〉魚の生ごみの強烈なニオイを知った


 最近、健康のために、肉だけでなく魚も食べるようにしています。

自分で魚をさばいて料理するようになってから、苦手だったイワシの美味しさに目覚めました。

と同時に、美味しさだけでなく、魚の生ごみの強烈なニオイも身を持って知りました。

 夏の日に、慣れないながらも魚をさばき、その生ごみを2重にしたポリエチレンの袋へ入れ、フタつきのゴミ箱に捨てました。

ちゃんと袋を重ねたから大丈夫と考えていましたが、翌朝起きてみると、暑さによってひどくなった魚の腐敗臭と血生臭さが、家じゅうに充満していました。

しっかり口を結んだ2重の袋をも簡単に貫くニオイのすごさに驚きました。

そして、対策が足りなかったことを後悔しました。

あの何とも言えない重怠いニオイは、きっと忘れることはないでしょう。

 しかし、今後も魚は食べたいので、魚の生ごみのニオイ対策を考えてみました。


〈2〉世間の魚の生ごみのニオイ対策は?


 まず、ネットで情報を検索してみました。

  • 臭いを通しにくい袋に入れて捨てる
  • コーヒーかすと一緒に捨てる
  • 紙くずと一緒に捨てる
  • コンポストに入れる
  • 魚を食べるのは、生ごみ収集日の前日にする

などの対策が出てきました。

さらに調べていると、確実そうな方法がありました。

それは、

  • 魚の生ごみを袋に入れて冷凍しておき、ごみ収集に出すときに他のごみと一緒に袋へ入れる

という対策です。

この方法だと、確かに生ごみが腐敗しません。


〈3〉良さそうな方法を試す


 実際にいわしを数匹さばいたときに、生ごみを冷凍する方法を試してみました。

頭や骨、内臓、皮、血を拭いたキッチンペーパーなどを、薄いポリエチレン袋を3重にして入れ、冷凍します。

このとき、魚の骨で袋に穴が開かないように注意します。

生ごみは、大きめのゲンコツほどの大きさになりました。

凍らせてあるおかげで腐敗は進まず、魚臭さも少しするだけでした。


〈4〉もうひとつの方法


 凍らせる方法はかなり良かったのですが、大きな魚やたくさん魚をさばいたときは、冷凍庫のスペースを結構使うのがデメリットです。

そこで、自分でも新たな方法を考えてみました。

 具体的には、魚をさばいて出た内臓や骨や皮などを皿によけておき、それを電子レンジで加熱してから捨てるという方法です。

熱を加えた魚は、強い生臭さはなくなって、おいしそうな匂いがしますよね。

魚をさばいて出た生ごみも、もともとは魚の一部ですので、熱を加えることで生臭さもなくなります。

そうして、外に漏れてもあまり支障がないニオイに変えてしまうわけです。

 加熱時間は魚のごみの量にもよりますが、600wで1分から1分30秒くらいです。

 ここで注意ですが、魚の生ごみをポリエチレンなどの袋に入れたまま電子レンジで加熱しないようにしてください。

脂が多い魚を電子レンジで加熱すると、かなり高温になり袋が溶ける恐れがあります。

ですので、耐熱容器に入れて、魚とラップが触れないようにラップをして加熱しましょう。

そして、ある程度、中身の熱が冷めてから、袋に入れて捨てます。

 この方法では、今のところ魚のごみのニオイが気になったことはありません。

もし夏場で、どうしてもニオイを予防したいのなら、魚の生ごみをレンジで加熱し粗熱をとった後、冷蔵庫に入れておいて、次のごみ収集に出すのもいいかもしれません。


〈5〉まとめ


 魚の生ごみのニオイを抑えるための有力な方法として

  • 冷凍する方法
  • 電子レンジで加熱する方法

をやってみました。

冷凍する方法だと、ごみ収集に出すのをすっかり忘れて、ごみを貯めすぎてしまうことがあったので、今は主に電子レンジの方法を使っています。

 さて、これで魚の生ごみのニオイ問題は解決できました。

これからも自分で魚をさばいて、美味しい魚でより健康になろうと思います。


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