〈1〉ガムでおなかがゆるくなる原因は「糖アルコール」？
私は毎日ミントガムを噛むようにしています。
主に食後の気分転換に噛んでいますが、ガムを噛むことはストレス軽減に良いという研究もあるそうです。
さて、そんなガムですが、現在の日本のスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで売っているミントガムといえば、「糖アルコール」という糖質系の甘味料が入ったものが一般的です。
エリスリトール、還元水飴、還元パラチノース、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、ラクチトールなどが糖アルコールにあたります。
糖アルコールが入ったガムのパッケージには、たくさん食べるとおなかがゆるくなることがあるという注意書きが記載されています。
以前、私はスーパーやドラッグストアなどで売っている一般的なミントガムを噛んでいました。
しかし、毎日噛んでいると、だんだんとおなかがゆるくなったり、今にもお腹を下しそうな感じが続くようになり困っていました。
そこで糖アルコールが入っていないミントガムを探してみました。
（子ども向けのガムならば、糖アルコールが入っていないものはいろいろありますが、甘いもの目的ではなく気分をスッキリさせるために噛みたいので、ミント味のものを探しました。）
ちなみに、今回ご紹介する二つのミントガムは、非糖質系の人工甘味料であるアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK（アセスルファムカリウム）も不使用のガムですので、そちらが気になる方もどうぞ。
〈2〉糖アルコール不使用のミントガム①
ひとつめは、スーパーや駄菓子屋でよく見る小さな紙の箱に4つの丸いガムが入っているフーセンガムでおなじみの、丸川製菓さんのミントガムです。
店頭では見かけませんが、オリジナルパッケージを作ることができる「まいガム工房」限定でミント味を販売されています。
オリジナルのパッケージにできるので、その分スーパーなどで買える丸川製菓さんの他のガムよりお値段は上がってしまいますが、まいガム工房でしか味わえないミント味を食べるのも良いと思います。
パッケージに書かれていた成分表示は以下の通りです。
「原材料名：ぶどう糖（国内製造）、砂糖、水飴、でん粉／ガムベース、増粘剤（アラビアガム）、香料、着色料（紅花黄、クチナシ）、光沢剤」
ちなみに、味の持続時間は少し短く感じましたが、味と噛み心地は良いです。
丸川製菓さんの他の味のガムのように、スーパーなどでも手軽に買えるようになったらありがたいですね。
〈3〉糖アルコール不使用のミントガム②
もう1つは、株式会社サンコーさんのミントガムです。
「原材料名：砂糖（国内製造）、水飴、コーンスターチ／ガムベース、香料」となっています。
サンコーさんのオンラインショップでは、1パック10粒入り×90個の単位で販売されています。
Amazonや楽天では、もっと少ない数から購入できます。
その他、自然食品や健康食品を専門に扱うお店で販売されているようです。
私はこのガムが好きなので、ネットで定期的にまとめ買いしています。
噛み心地は板ガムをすこし柔らかくした感じです。
ミントの風味も甘さもけっこうハッキリしています。
甘味は噛んでいる内になくなりますが、ミントのほんのりとしたスースー感は30分噛んでいても続いていました。
ちなみに、サンコーさんのガムにはハーブやカリンのエキスが入った「のどガム」や、濃縮りんご果汁が入った「りんごガム」があります。
「のどガム」と「りんごガム」も、「ミントガム」と同様に糖アルコール不使用です。
ミントとは違う味も、おなかを気にせずに楽しめます。
〈4〉まとめ
大手メーカーのほとんどが、大人向けのガムに糖アルコールを使用している中、糖アルコール不使用の大人向けガムを販売して下さるメーカーさんの存在は、大変ありがたいです。
おかげで、おなかの調子を気にせずにミントガムを楽しむことができます。
私のように、ガムを噛みたいのに糖アルコールの影響を受けやすい体質の人は他にもいるでしょう。
そんなあなたにこの記事が届けばうれしいです。
＜参考＞
独立行政法人 農畜産業振興機構
砂糖以外の甘味料について
https://sugar.alic.go.jp/japan/fromalic/fa_0707c.htm
まいガム工房
https://mygum.jp/
サンコーオンラインショップ
https://www.sanko-ty.co.jp/categorylist/pg900487.html
